新型コロナウィルス緊急事態宣言でスパゲッティ状態の解消に期待

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 物事の始点と終点や、原因と結果の成り行きを見定めることが難しい状態を「スパゲッティ状態」と呼ぶことがありますが、現在の新型コロナに翻弄される政府、医療、そして私達はまさしく「スパゲッティ状態」の真っただ中にいると言えるでしょう。

 何一つ確信を持って行動できることはなく、疑心暗鬼の中での仕方のない試みと決断しかなく、ニュースや噂、便乗購買促進の広告宣伝の激渦に溺れながら、必要でかつ正しい情報の選択に苦しまされています。


 ここに来てようやく「緊急事態宣言」が発表されるようで、遅過ぎたとも感じますが、出ないよりは救われたのかも知れないと少しほっとする気持ちが湧いています。


 ここ2~3ヶ月間の世の中のうごめきを見ている中で脳裏に浮かんだ映画が二つあります(勿論、自身もその渦の中にいる一人ですが)。


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 一つ目は「I Am Legend」。2007年に上映された、ワーナー・ブラザース配給のSF映画です。
 元米国陸軍中佐であり科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス主演)が、映画冒頭の廃墟と化したニューヨークの街でムスタングを乗り回して動物園から逃げたインパラ狩をするシーンが目に浮かびました。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の最新の追記からですが、次のようなエピソードがあるようです。
 『2020年、イタリアは新型コロナウイルスの感染拡大のため全土で外出禁止を含む封鎖措置が取られた。それでも外出する市民が後をたたなかったため、レッジョ・ディ・カラブリア市長は、「アイ・アム・レジェンド」を引き合いに出し、「ウィル・スミスではないのだから帰宅しろ」と厳しく叱責している。』



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 二つ目は「地球が静止する日」。2008年に上映された、20世紀フォックス配給のSF映画です。
 ヒューマノイド形生命体(異星人)であるクラトゥ(キアヌ・リーブス)が人類愛を理解したことで、ジェイコブ(ジェイデン・スミス)の体内に入り込んだ虫型ナノマシンをクラトゥ自らが吸い取り、既に動き出した「人類滅亡の処置」を体を張って阻止するという劇的な展開と、その直後に訪れる地球上の全ての経済活動(生命以外の電気も工場も運輸も全て)が静止した瞬間の映像が目に浮かびました。



 何れの映画も、事態が進行して悪化し尽くしてしまう前に立ち止まり「再考の時を」持つこと、そして何よりも「命(人類愛)を尊重」することを訴えているように感じます。


 日本政府による「緊急事態宣言」も、経済優先ではなく人命優先の価値観から生まれた施策であることを祈りつつ、私達も個々で「地球規模で大切な人命と愛」を基軸に再考の時を持つことができればいいなと思います。



追記

 お皿に盛ったスパゲッティを1本ずつ紐解くのは大変ですが、大胆に、水を満たした鍋に戻してしまえば1本々をバラバラにし易く、始点と終点を把握できる状態にすることができそうです。但し、食用としていた目的は果たせず美味しさを求めることはできません。何かを犠牲にしなければ解明できないこともあるのだと、また逆に、犠牲を覚悟する勇気さえあれば解明(解決)できないことはないのだと考えることができそうです。



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